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フェレットのインスリノーマ

発生

膵臓β細胞腫とも呼ばれています。3~4歳で見られることが多いです。副腎疾患が併発することが多いといわれています。

 

症状

・よく眠り、なかなか覚めない

・元気がない

・ぼんやり宙をながめている

・後ろ足のふんばりがきかない

・前足で口を掻く

・よだれを垂らす

・痙攣

・発作

・体重の減少

 

原因

膵臓のβ細胞の腫瘍、過形成などの変化で大量のインスリンを産生し、細胞内へのブドウ糖の流入を増加させ低血糖を起こします。遺伝が関与していると推測されています。

 

診断

絶食2~4時間後の血糖値が65~70mg/dlを下回ることを確認します。

 

確定診断

膵臓の病理組織学的検査

 

治療

・外科的治療

  膵臓病変部の切除

内科的治療単独よりも生存期間の延長、投薬量の減量が期待できます。

 

・内科的治療

  プレドニゾロンやジアゾキシドの内服によって血糖値を維持します。

その他に、ストレプトゾシン、ソマトスタチン、ドキソルビシンなどの効果も報告されていますが、どの程度有効かどうかは確認されていません。