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プレーリードッグの過長切歯処置

ウサギや他のげっ歯類と同様に、プレーリードッグにも切歯不正咬合はよくみられます。伸びすぎてしまった歯は定期的にちょうどよい長さに調節してあげる必要があります。

 

不正咬合の原因

金属ケージを噛むことによる歯根細胞への慢性的な刺激

落下事故による歯根細胞の損傷

 

検査

口腔内検査

X線検査(仮性歯牙腫の有無を確認)

 

処置

ウサギの切歯処置と同じように無麻酔にてマイクロエンジンで歯の長さを調節します。

 

 

写真 上 落下事故による上顎切歯の破折

 

写真 下 マイクロエンジンによる過長切歯処置 

 

 

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カメレオンの卵づまり

卵生カメレオンは性成熟年齢に達すると、オスがいっしょにいなくても、メスは無性卵を体内にもつことがあります。さまざまな原因によって卵を産むことができなくなり、おなかの中で卵がつまってしまう状態を「卵づまり」あるいは「卵塞」といいます。

 

原因

・卵を産む場所がない

・栄養状態が悪い

・カルシウムの不足

 

症状                                         
・食欲低下

・激しく力むようなしぐさ

・眠っている時間が長い

 

検査

・X線検査

・超音波検査

                            

治療
ホルモン注射によって、産卵を促します。

内科的治療に反応しない場合には、開腹手術を行わなければいけません。

 

写真 上 卵塞のX線像

    中 ホルモン注射によって産卵

    下 産卵後のX線像

 

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