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カメの熱中症

夏季の熱中症はわんちゃんやねこちゃんで有名ですが、熱帯にすむ爬虫類が熱中症になってしまうことはあまり知られていません。水槽のなかで保温球をつけっぱなしにしたり、日向ぼっこのしすぎによって熱中症になったカメさんがよく来院されます。爬虫類の熱中症もわんちゃんねこちゃんと同じように命にかかわります。

症状

 手足を甲羅から出して脱力します。触っても反応がなく、ぐったりしてしまいます。

治療

 コハク酸プレドニゾロン、ドブタミンの静脈投与にあわせ、継続的な点滴を施します。

 

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                    治療前(上)、治療後(下)

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カメの敗血症

敗血症になってしまったカメは、元気がなくなり甲の中に頭を引っ込めなくなります。症状が進行している場合には腐敗臭が漂うこともあります。飼い主様が異常に気が付く症状の一つに腹甲の出血斑があります。048.JPG

 

治療

 低温環境での広域抗生物質の静脈内投与、低分子へパリンの投与にあわせて積極的な補液を行います。

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