エキゾチックアニマルの症例 2022年12月16日 ハツカネズミの腺癌 ハツカネズミは古来より日本やヨーロッパで愛玩動物として親しまれてきた生命体です。もともと体重が20グラムから30グラムほどの小さな生き物ですが、昨今ではより小型化して10グラムほどの小型マウスがペットとして存在しています […]
エキゾチックアニマルの症例 2022年12月16日 ハリネズミの軟部組織肉腫 ハリネズミは他の脊椎動物と違わず、年齢を重ねると腫瘍が多発します。なかには重要な臓器や器官を巻き込んで成長するものもあり、外科的な対応ではどうにもならないこともあります。特に排尿、排便にかかわる部位での腫瘍は安易に摘出し […]
エキゾチックアニマルの症例 2022年12月16日 ホシガメの膀胱結石 臨床現場では、さまざまなリクガメの膀胱結石と遭遇します。 なかでもホシガメは好発種です。 まだまだ成長期で小さな体であっても結石は生じ、さまざまな体調不良を引き起こします。 これらは速やかな外科手術により回復しま […]
エキゾチックアニマルの症例 2022年12月16日 リスザルの根尖周囲膿瘍 ペットのサルでは人為的な犬歯の研磨、ケージを咬むことによる破折、不適切な食餌によるう蝕、歯周病などから眼の下や下顎が腫れ、膿がたまることがよくあります。抗生物質の投与で一時的に良化しますが、根本的な解決には抜歯が必要です […]
エキゾチックアニマルの症例 2022年12月16日 フェレットの右副腎腫瘍 フェレットの副腎腫瘍はさまざまな症状を引き起こす非常に有名な病気です。当院では、超音波検査にて副腎の拡大傾向が認められる場合に限り、外科的な摘出をおすすめしています。副腎は左右ありますが、特に右側は大きな血管にへばりつい […]
エキゾチックアニマルの症例 2022年12月16日 シマリスの膀胱結石 膀胱を有するほとんどすべての脊椎動物は膀胱結石による泌尿器疾患を患う可能性があります。シマリスも例外ではなく、膀胱結石が生じ、排尿痛による食欲不振が認められることが多いようです。小さな動物の膀胱結石は開腹手術によって膀胱 […]
エキゾチックアニマルの症例 2022年12月15日 スローロリスの歯石除去 イヌやネコではオーラルケアのために、麻酔下での歯石除去はルーチンに行われます。 おサルさんでも同じように歯石が付き、歯周病を併発している場合があります。 治療には超音波スケーラーを用いて歯石を除去していきます。
エキゾチックアニマルの症例 2022年12月15日 ロシアンハムスターの卵巣嚢腫 ロシアンハムスターの女の子は他のペット哺乳類と同じように卵巣子宮の病気が頻発します。多くの雌性生殖器疾患は陰部からの断続的な出血やオリモノが病気のサインになりますが、卵巣嚢腫の場合、無症状で進行することがあるので注意が必 […]
エキゾチックアニマルの症例 2022年12月15日 モルモットの乳腺腫瘍 乳腺腫瘍は女の子の病気であると考えられがちですが、男の子も乳腺腫瘍を患うことがあります。特にモルモットでは、男の子のほうが乳腺腫瘍の発生率が圧倒的に高いことが知られています。男の子のモルモットで乳頭付近にシコリを認めた場 […]
エキゾチックアニマルの症例 2022年12月15日 ケヅメリクガメの痛風結節 ペット爬虫類の痛風は比較的よく遭遇する疾患です。痛風が進行すると尿酸が尿酸ナトリウムの結晶となって、関節や軟骨の周辺、腱や皮下組織などに沈着し、コブ状の肉芽腫組織をつくります。これを痛風結節といいます。高尿酸血症が進んで […]