エキゾチックアニマルの症例 2022年12月14日 フタユビナマケモノの腎不全 ナマケモノはフタユビナマケモノとミユビナマケモノに大きく分けられますが、後者はセクロフィアを専食することから飼育困難種とされています。前者は国内繁殖も成功しており、ペットとして流通することもあります。ナマケモノは哺乳類で […]
エキゾチックアニマルの症例 2022年12月14日 フトアゴヒゲトカゲの異物誤食 フトアゴヒゲトカゲの異物誤食は時折遭遇しますが、なかでも強制給餌中にチューブを咬み切り呑みこんでしまう事故は比較的多いようです。固い異物の場合はカンシにて盲目的に摘出することが可能ですが、やわらかく細い異物の場合は麻酔を […]
エキゾチックアニマルの症例 2022年12月14日 デグーの鼻腔内骨種 デグーでは上顎切歯にそって骨が増生し鼻腔内を占拠してしまう病態が散見されます。呼吸困難になるため、空気を胃に呑みこんでしまい、最終的には採食困難となります。初期にはくしゃみだけだった症状が開口呼吸に変わっていくのが特徴で […]
エキゾチックアニマルの症例 2022年12月14日 カメレオンの卵づまり ペット爬虫類におけるメスの単独飼育では卵形成にかかわる様々な疾病が存在します。 卵胞鬱滞、卵塞、卵管蓄卵材症が代表的なものとしてあげられます。 カメレオンは有鱗目のなかでも特に卵塞が多くみられます。 治療は内科的治療と外 […]
エキゾチックアニマルの症例 2022年12月14日 グリーンイグアナの卵づまり グリーンイグアナはカメレオンに次いで卵塞が多くみられるトカゲです。 治療はほとんどの場合、外科的な摘出です。このとき重要なのは卵管内有殻卵、卵管を摘出するとともに、卵巣を確実に摘出することです。
エキゾチックアニマルの症例 2022年12月14日 金魚の体表腫瘤 金魚は日本古来のペットフィッシュで、飼育法が確立しているため非常に長寿です。 他のペット同様に年齢を重ねると腫瘍を形成するようになります。 当院では魚類の手術は麻酔下にて水中で行うようにしています。この手術法は脆弱な体表 […]
犬の症例 2022年12月14日 肛門周囲腺腫 肛門周囲腺腫は肛門周囲によく見られる腫瘤です。肛門周囲にある分泌腺に発生し、イボのような腫瘤が見られます。はじめは小さなイボですが、長い間様子を見てしまうと、大きくなってしまいます。 去勢手術をしていない8才以上の男の子 […]
犬の症例 2022年12月14日 犬のアトピー性皮膚炎 犬のアトピー性皮膚炎は犬全体の10%前後に発症がみられるといわれています。発症年齢は4ヵ月から7歳で、およそ70%は1歳から3歳で発症すると考えられています。日本ではウエスト・ハイランド・ホワイト・テリア、柴犬、ラブラ […]
猫の症例 2022年12月14日 慢性腎不全 慢性腎不全は数ヶ月から数年の経過で腎機能の障害が進行していく病気です。腎臓は血液を濾過して体内に必要な物質を再吸収する一方で、不要な老廃物はおしっことして排泄します。また、ホルモンの分泌や血圧の調整、赤血球の形成にもかか […]